【乗鞍高原温泉について】 

乗鞍高原温泉の泉質は全国的にも珍しい酸性硫化水素泉で、乳白色に硫黄の香りの漂う温泉らしい温泉と言えます。
乗鞍高原温泉は温泉中の二酸化炭素や硫化水素のため湯冷めしにくく、除菌力が高いので皮膚病などに効能があるとされています。
山深い湯川上流にて自然噴出している温泉を、高低差だけで高原まで引湯した自然に最も近い温泉と言えます。
湯船にはクリーム色の“湯の花”が漂い泉質の濃さを物語っています。この湯の花は天然の入浴剤として昔から利用されており、
昭和初期にはのりくら高原の主要産業でした。この湯の花は現在でもお土産の定番になっています。

近年、温泉中のレジオネラ菌などの細菌が問題になっておりますが、乗鞍高原温泉は酸性の除菌力の強い温泉ですのでこのような問題も 心配ありません。温泉そのものの自然の力で悪い細菌を倒すことが出来るので塩素消毒などを必要とせず温泉の香りを損なうことも ありませんので、暖かさ、香り、肌触りなどを存分に楽しんで頂ける温泉となっております。